− 2007・参議院議員選挙報道徹底比較−


今回も民放こぞっての選挙戦線が繰り広げられました。
前回の2005年衆議院議員選挙の模様こちらにあります。
2004年参議院議員選挙の各局報道の模様はこちらです。


各放送局の番組タイトルは、

FNN: スーパー選挙王
ANN: 選挙ステーション
NNN: 嵐を呼ぶ参院選SP ZERO×選挙
JNN: 乱!参議院選挙2007 今夜ニッポン分かれ道
TXN: 決断!国民の審判  でした。

出口調査による「予測獲得議席数」です。
出口調査は系列・地方局によっては、
新聞社と共同で実施している場合があります。


予測 自民 公明 民主 共産 社民 国民 無他
確定 37 9 60 3 2 2 8
TXN 39 9 60 3 2 2 6
NNN 34 10 60 4 2 2 9
JNN 34 10 60 4 2 2 9
FNN 36 10 61 4 2 2 6
ANN 38 8 58 4 2 2 9
改前 64 12 32 5 3 2 3


今回の議席予想は、各局横並びといった感があります。
民主の議席予想に10以上の開きを持たせている日放協は、
もはや議席予想とはいえない感じですね。

議席予想の的中率は、やはりテレ東が堅実ですね。
TXはGを見ながら当確を打ってんじゃないか?とか
冷ややかにウワサされていますが、前回の参院選同様予想はお見事。
最近数年の傾向としては、やはり自民少な目の予想が出てきますねー



当確数の時間推移をみていきます。

下の票は各系列が画面下に表示している議席獲得数を、毎時00分〜05分に
キー局デジタル波にて、肉眼でザッピング確認したものです。
どの系列が当確を打つのが早いかが分かります。


21時 無他 残り
TXN 20 4 40 1 0 0 2 54
NNN 22 5 48 2 1 0 4 39
JNN 20 6 41 2 1 0 5 40
FNN 21 5 44 2 1 0 5 40
ANN 20 6 41 2 1 0 4 47
協会 25 5 51 2 1 0 4 33
22時 無他 残り
TXN 23 4 45 1 0 0 4 44
NNN 24 6 53 2 1 0 6 29
JNN 21 6 51 2 1 0 5 35
FNN 23 5 54 2 1 0 5 31
ANN 24 6 49 2 1 0 4 35
協会 27 6 55 2 1 0 6 24

23時 無他 残り
TXN 26 4 49 1 0 1 5 35
NNN 29 6 54 2 1 0 6 23
JNN 28 6 52 2 1 1 5 26
FNN 29 6 54 2 1 0 5 24
ANN 27 6 53 2 1 1 5 26
協会 30 6 55 2 1 1 6 20
24時 無他 残り
TXN 31 5 54 1 0 1 6 23
NNN 33 7 57 2 1 1 7 13
JNN 32 7 58 2 1 1 6 16
FNN 32 7 58 2 1 1 6 14
ANN 31 7 58 3 2 1 8 11
協会 33 7 58 2 1 1 7 12



今回の番組スタートは、軒並み19:56〜でした。
CXは「FNS27時間テレビみんな“なまか”だっ」を21:15まで、TXは
「日曜ビッグバラエティ まだ間に合う人気温泉どん底旅館・奮闘記」を
21:30まで放送していまして、それまではL字対応でした。

いつも先行して当確を出すEXですが、今回は少し遅れ気味でした。
誤報防止の慎重戦略でしょうか?その反面でGは早すぎ、
またいつもは23時ぐらいから各局に追いついてくるTXですが、
今回は24時を過ぎても残議席数が多かったです。

MXテレビも獲得議席バーを表示していましたが、
あれはどこが集計したものなんでしょうか・・・。東京新聞系?

当確誤報ですが、鹿児島のKTS(FNN系)が間違って打ったようです。
ローカル局は人が少ないので、24時間テレビ→選挙なので、
スタッフさんは殆ど徹夜状態だったんですよ。きっと。
選挙が一週間伸びたツケが、こんなところに出ているのかも。

KTSが当確を打っても、CXが独自の判断で当確を打つのを見送ったそうで、
全国ネットには乗らなかったようです。もう少しCXも面倒見てやればいいのに。


個人的に今回は、東京転入日と公示日の関係上、
佐賀市内に選挙権がありまして、投票には行きませんでした。

また選挙報道のワッチも、ローカル出しのタイミングチェックや、
アナログのNTT中継回線チェックといった「お楽しみ」が何もない状態での
キー局観戦だったので、あまり面白みがなくなってしまった感じがしています。


議席数 自民 民主 公明 共産 社民 国民 無他
選挙結果 37 60 9 3 2 2 8
解散時 64 32 12 5 3 3 3
増減 ▼27 28 ▼3 ▼2 ▼1 ▼1 5
非改選 46 49 5 4 3 2 11


議席数 非改選 今回結果 合計
与党 58 47 105
野党 63 74 137



(ここから先は私情が入っておりますので、無党派層の方のみお読みください)



今回の選挙の総括としては、民主党の大幅な議席獲得ですね。
前回の衆院選の自民党のようです。ここ数年の選挙を見る限り、
野党は参院には強いようですね。

「姫の虎退治」 岡山県の某K氏が落選いたしました。
岡山といえば、衆院議員で復党できなかった「H氏」の地盤でして、
Hの支援なしにKの当選はありえないと、「首都圏以外」では
まことしやかに言われておりまして、H氏は最終的にはK氏の支援を
表明したものの、やはり岡山はH氏の地盤。「郵政がらみ」で与党に
愛想をつかしているようで、K氏の落選となりました。

K氏の落選で困るのは、放送業界ですね。
放送業界の調整役であった人が居なくなったので、
T中→S総務大臣という逆風の流れがいっそ加速するでしょう。


個人的な最大関心は「財政」なのです。各種の税金のムダや、
各種の腐敗をなくすためには、政権交代しかないのが現状なので、
個人的には最大野党を応援していますが、その政党のマニフェストは
財源の裏づけが全くかかれいないのが現状・・・

その政党の代表は、元自民党で新進党で自由党なわけですから、
数年前のその政党とは本質的に少しズレが出てきている感さえあります。
ともあれ、やはり大事なのは次の衆院選挙ですので、
温かく見守って生きたいと思います。



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