E.G.コンバット

著者: 秋山瑞人

原作: ☆よしみる

(メディアワークス・電撃文庫刊)



●ストーリー●

ルノア・キササゲ。21歳。北米総司令部最年少大尉。生成晶撃破数歴代7位。月より舞い降りしワルキューレ。

反応速度の女神。男性ファン多数。女性ファンも多数―そんな“英雄”にやっかんだ先輩が裏で画策して、

彼女は月に戻されることになった。与えられた任務はなんと自分が卒業した訓練校の教官。

そして初めての“教官任務”に緊張する彼女を月面で待っていたのは、

訓練校始まって以来の落ちこぼれと言われる5人組だった…。抱腹絶倒の“闘い”の日々が始まる・・・





テストの前日に息抜きに読もうなんてことで、一時ぐらいに読みはじめて、一巻の最後まで読んじゃいまして、

夜は更けていきました。眠いのは慣れてるから大丈夫なんですけど、頭ん中が吹っ飛んじゃって、

次の日が大変でした。今なお、頭ん中「ルノア様ー」状態が続いております。

少し見くびってたなーなんて思います。一巻が発売された当初に、何回か目に付いたことがあるんですよ。

本も何回か手に取ったことがあります。まず表紙の絵を見るじゃないですか。 ☆よしみる先生の絵だから、

「オーキ伝」の絵を描いてる人だなーと思いつつ、1ページめくる。誰かが寝てるんですね・・・。

もう一ページめくる。誰かがシャワー浴びてるんですね(少し引き)。もう一ページめくる。

誰かが水浴びしてるんですね。この辺でもう本棚に戻してました。この時のことを考えると、

第一印象っと言うのは「表紙」だけど、絵の良し悪しで中身は決まらないなー、ということをつくづく思いました。


こんな事をもっと書こう・・・なんて思ってたら、3巻の後書きの所にも同じようなことが書いてあったので、

あまり書きませんが、「表紙」できめずに読む事は大切だ・・・なんてしみじみと思いました。

 少し興奮していて、良く判らないような文になっていますが、これはぜひ読んで欲しいです。

うちのクラスの連中も少しずつ汚染していきます。うちのクラスも4月当初は全然だったのですが、

カタギの人もライトノベルに手を出すようになりました。まあその背景には、

学校の図書館の在庫が結構いいというのと、他の3人ほどの影響もあります。

学生の人は図書館の有効活用も一つの手です。お金がない・・・というのもありますが、

利用する人自体が少ないので、入荷リクエストが反映されやすいので。僕も全部は買っていられないので、

かなり利用しています。


「E.G.コンバット」という作品は、未来の戦争物なんですが、やっぱ戦争もんの作品というのは、

どれだけ人間の内面を引き出せるといいましょうか、人間性を描けるかにかかってくると思います。

戦争というのは、2つ以上のものが戦うものですから、それぞれに正義があるし、被害もあるわけだし、

どっちかが負けじゃないですか。また、作品に多かれ少なかれ感情移入という物があるわけだから、

死んでしまうという描写っていうのは、見せられているこっちも悲しいわけじゃないですか。

そういう意味で「人間描写」こそすべてといっても過言じゃないでしょう。

でも、「インディペンデンス デェイ」の終わり方みたいな、米国映画的な物は大嫌いですね。


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