東京ダンジョン
Beyond The Real

著者: 伊藤一元

(角川書店・角川スニーカー文庫刊)



●ストーリー●

2020年、東京。同じ時刻、同じ場所で、六人の死傷者を出すという猟奇事件がおきた。

自殺か他殺か、捜査は両面からおこなわれていた。一方、国家保安情報捜査局の三上は、

殺人として、この事件を追いかけていた。しかし、変死者の中に自分と同じ存在データがあるのを

みつけた三上。その謎を探って行く。



「東京ダンジョン」っていうのは、プレステーションで

ゲームになっています。ジャンルは、サイバーパンクRPGみたいです。最近サイバーパンクとか、

ギガパンクってな感じのものを聞くけど、正式な意味はなんなんだろう・・・それ疑問って感じです。

原案は、「ウルティマIV」「ウィザードリィIV」の、ローR.アダムスIII世KJTです。


一連の事件を追って行くわけですが、「多重人格」とか「現実と仮想現実・表層意識と潜在意識」ってな

感じのものが出てきます。近未来系の話には、こういった関係のものは多いですね。

現実世界とコンピューターのバーチャル世界みたいな感じで。世界観は全然違いますけど、

99年秋に放映された「lain」は成功してますね。一概におもしろいとはいえませんけど、

見てない人は一度は見てみてください。最終回まできちんとね。かなりレベルが高い話です。



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