釜山訪問  (韓国・カラオケ編)  日時  2006年9月吉日




韓国のカラオケにどれだけJ-POPが配信されているかが気になっていたので
韓国のカラオケに行くことに。いわゆる居酒屋系カラオケ屋は、カタカナで
「カラオケ」という看板が出ているので、すぐに分かるのですが、「カラオケボックス」は
「ノレバン」というハングルが読めず、どの店だか分かりませんでした。

仕方なくシネコン併設のアミューズメント施設をうろうろしていると、
なにやらゲーセンの一角に、電話ボックスのようなブースが並んでいまして、
そこでなんと「カラオケ」ができるようになっていました。

日本でも7年前ぐらい前に、「自分のCDが作れる」レコーディングカラオケボックス
みたいなのが、ゲーセンに並んでいた時期がありましたが、あんな感じです。


    


シネコンでは、韓国語吹き替えの「電車男」が上映されているようで、
日本と同じデザインでハングルの大きなポスターが貼ってあります。
ゲーセンに置いてあるのは、SEGAやKONAMIなど、日本のアーケード機器が
ほとんどですが、「DDR」だけは、韓国製のパチモンのようです。


ブースは4人ぐらいギリギリ入れる広さで、学校帰りの女子高生とかが
カラオケをしているようでした。300W(約34円)を入れると、
沢渡ほのかが登場しまして、クイズに答えろ(推測)と言ってきます。

ハングルで問題が出ますが、問題の意味は分からないので、
1から順番にボタンを押していくと、そのうち正解します。
クイズに正解すると、選曲できる仕組みになっています。



    


機種は「KY(kumyoung社)」のようです。韓国のカラオケは「ziller(TJメディア社)」もあって、
taijin-media社は、KOTOKOの「さくらんぼキッス」を、DAMよりも1年も早く配信したという
実績があったりします。Webサイトで検索すると、KOTOKOだけで20曲以上ありますね・・・
そのほかにも「Arirang」や「ASSA」という機種もあるようですが、詳細不明。

このKYという機種は、100曲ほどあるひと月の配信曲のうち、10曲がJ-POPで
そのなかの2曲がアニソンなので、アニソンは需要がありそうですね・・・

95年以降の比較的最近のアニソンしかありませんが、「You get burning」がないのに、
桑島法子の「some where」や、坂本真綾の「紅茶」とかは配信されていたりと、
配信される基準が全く謎です。日本で先週配信された「God knows」も早速歌えます。

日本語がそのまま出るので、そのまま歌えます。「Love Destiny」のルビから察するに、
日本語の上のハングルは、日本語読みのルビのようですね・・・

画面の背景は、日本のようにカラオケ会社から配信されているものではなく、
「MBCテレビ」の地上波が流れていて、それに歌詞が出てきます。
歌の内容に関係なく、レポーターがケーキを食べていたりしますし、
オンエア中のテロップもバンバン被ってきます。



    
 


写真は釜山の夜景です・・・。20:00発の福岡行きのフェリーに乗り、釜山とサヨナラです。
帰りも「2等」の雑魚寝部屋だったので、早いうちから並び窓際(壁側)をゲットします。
ところが同室の人とフェリー会社の間で、「部屋割り」に関してトラブルがあったらしく、
別の(人数の多い)2等部屋に移れと言ってきたので、ダメ元で「窓際」にしてくれと言ったところ、
1等の4人部屋を用意していただけました。(航空会社同様の対応に感謝します)

ホテルの一室のような、6畳間を独占しつつ、テレビを見ながら弁当をつつきます。
ビールを買っとくんだったと後悔。大浴場も深夜時間になると、誰も入っていなくて、独占状態。
どこか旅館に泊まったような気分で、無事福岡に帰還しました。


ちなみに下の写真は、フェリーの中にあったカラオケボックスの写真。1時間1000円でしたが、
ひょっとしたら「ziller」という機種が入ってるかなぁと気になったので入ってみたところ、
韓国の「KY」と、日本の「Cyber DAM」が置かれていて(´・ω・`)ショボーンでした。
赤いCyber DAM(G50II)とか久々に見た気がする・・・。




≪社屋訪問編  [TOP]   [INDEX]  [BACK] 

Copyright© 1998-2006 Karakorum-K3  Milky way dream 冷凍こあら All rights reserved.