ニューヨーク訪問  (出発〜到着編)  日時  2005年3月吉日





海外へは「小学1年」の時に、1度だけ行ったことがあったが、それを除けば全く縁がない。
しかも小1の記憶なんて、ほとんど残っていないので、ほぼ初海外である。

たまたま坂本真綾のラジオ番組で、マンハッタンを歩きながら「少年アリス」を聞いたという
メールが読まれていたので、それだ!と思い、NYに行くことにした。

今回の旅のコンセプトは、マスタリングされた街で、「少年アリス&DIVE」を聞く! に決定。


ちょうど田村ゆかりの東京ライブがあるので、出発日をライブ翌日に設定。
MLながら→ゆかり東京→府中宿泊→出国→帰国→MLながら→実家→ゆかり名古屋という
ゆかりに始まり、ゆかりに終わるという我ながらすばらしい日程調整である。

NYの往復航空券は、39000円。しかもNWAのマイルが14000マイル強もたまるので、
特典航空券も付いているようなものである。九州人としては、マイル特典の航空券の利用法は
札幌往復以外には考えられないので、NY往復+福岡札幌往復=39000円→即決レベルでした。

交通手段の確保の次は、宿ということで、とりあえずプチニューヨーカー気分を味わうために、
ウィークリーマンションを借りて、一週間は滞在することにした。


    

東京拠点である、府中を出発。都営新宿線経由で本八幡へ。ここから京成線に乗り換え。
府中を出てから2時間、ようやく成田空港に到着。都心から結構離れております。
まあナリタエクスプレスとかに乗れば、45分ちょいで成田まで来れるらしいですが、
そんなものに乗るお金は貧乏人にはありません。京成の特急こそ最強の乗り物です。


    

ざっと10年以上ぶりの成田空港第1ターミナル。なんとなく見覚えがありデジャブ感が。。。
15:15発のNY JFK空港行。さっさと搭乗手続きをすませてイミグレへ。

イミグレはかなりの行列ができている。しかもフォーク並びではない上に、列によって係員の数が
違うので、列の進み具合にかなり差がある。ありえない。コミケスタッフ連れて来いって感じ。

    

隣も学生っぽい日本人だった。流暢な英語で乗務員に話し掛けていたが、旅行初心者っぽい。
ほぼ12時間のフライトなので、楽しみといったら飯ぐらい。NWAのスタッフは飯を配ったら
仕事終了という感じで、飲み物のお代わりとかは、セルフで持ってってくれって感じだった。
アラスカ付近を飛んでる時に、オーロラっぽい光が見えた。写真に撮ろうとしたが写らず。
録り溜めの「うた∽かた 夏・メモリー」を消化しながら時間を潰していると、マンハッタンが見えてくる。


JFK空港に到着。イミグレで「ウィークリーマンション」の意味をすぐに理解してもらえず困った。
アパート?ホテル?友達のか?・・・などと、延々聞かれる。一週間だけ借りたんだってば。

他には滞在期間や目的を聞かれたぐらいで難なく通過。写真と指紋はきちんととられた。
空港に到着したときにすべきタスクに、「ステイ先アパートのオーナーに電話」というものがある。
ほぼ初海外なのに結構な難題。まず小銭がない。持っているのはTCと50ドル札数枚のみ。

電話を掛けるには、25セント硬貨がいるようなので、空港で売っている「高いサンドウィッチ」を
買って、小銭を作る事にした。1回目、消費税の税率を考えておらず、思うように硬貨のお釣りが
返ってこなかった。2回目、ガムと水を買ってようやく25セント2枚をゲット。

早速公衆電話へ。25セントを入れ番号をプッシュ。しかし途中から英語のメッセージが流れ始める。
その時、テンパッテいたので、受話器を置いてしまう。日本の場合はこの時、硬貨は戻ってくるが
なんとNYでは硬貨が戻ってこなかった。ありえねー。さっき流れていたメッセージの内容を
冷静になってよくよく考えてみると、「金を追加しろ」と言っていたようであった。

近くの人に聞いてみると、マンハッタンまでの通話料は最低50セント(52円)いるのだそうだ!!
仕方なく3回目の買い物を済ませ、再び公衆電話へ。日本と違う聞いたことのない呼出音の後に
無事に電話が繋がる。しかーし、ここでまた英語の壁が。何を行っているのかが分からない。
とりあえず17時にアパートに来いという内容だけわかったので、Yesと答えておいた。


    

空港からマンハッタンへは、まずAIR TRAINで「Jamaica」まで行き、そこから「LIRR」で
「Pen station」まで行くのが早いようだ。AIR TRAINは「メトロカード」という、日本でいうパスネットの
ようなものが使えるっぽいので、早速購入。AIR TRAINは「ゆりかもめ」みたいな感じ。


    

「Jamaica」に到着。券売機など置いてある雰囲気もなく、階段を下りたらいきなりホームだった。
あたりは閑散とした感じで、他にホームにいるのも2・3人だけだった。
切符はどこで買うんだろうと思ってるうちに、列車が入ってきたので、乗ってしまう。
車掌さんがやってくるが、みせる乗車券がない。「メトロカード」をかざしてみるものの
「Not,Ticket」と言われて、7USD(720円)の区間を10USD(1030円)とられた。
これがヨーロッパの鉄道なら、プラス3USDじゃ済まないだろうな。

そういえば、ホームの真ん中に、日本でいうホームの案内放送をするようなブースが
真ん中にあって、そこが切符売り場だったようである。何にも書いてないから分かんないって。
これは観光客に手売りの割増運賃を払わせる「LIRR」の陰謀にすら思えて来た。


    

20分ほどで、「Penn station」に到着。かなり大都会。某キャラソンに出てくる
あのマディソンスクエアガーデンのまん前に降り立った訳である。

「あんたらのために ホンモノのロックってやつを聴かせてやるわさ あたしが本気出すと、
マディンスクウェアガーデンもソールドアウトなわけよ・・・ by浅井清己」


    

アパートの鍵の受け渡し時間まで、かなり時間があるが、すでにお疲れモード。
見たことのあるマークの店「スタバ」を見つけて、そこに入った。
全く知らない場所なので、見たことのある店がオアシスのように感じた。

これが噂の無愛想店員か!などと思いつつ、日本と同じように注文した。
ナゼか名前を聞かれたので、HONDAと答えおいた。どうやら注文の品を間違いなく渡すために、
スタバでは名前を聞かれるようである。CUPに名前が書かれていた。




[TOP]   [INDEX]  [BACK]  市内観光1編≫

Copyright© 1998-2009 Karakorum-K3  Milky way dream 冷凍こあら All rights reserved.