5.素材回線を受信
ニュースの映像など番組の一要素となる映像を「素材」といって、
素材を送る回線を「素材線(素材系)」と呼ぶようです。
逆にキー局から地方局に番組を送る回線は「配信系」と呼ばれるようです。
ただ実際、キー局から地方局に番組を送る回線の周波数はほぼ決まっていますが、
地方局から地方局へ番組を送る場合は、
配信系・素材系として周波数が分かれていることはありません。
民放が素材線を利用する場合は、「民間放送テレビ中継回線運営センター」という所を介して、
回線の使用申請や回線使用料に関する手続きを取っていますが、
NHKの場合は全く別系統で、回線使用の手続きを行っているようですね。
民放がニュース素材の伝送を行う場合は、回線使用料がシビアなのか、
4分程度のニュース素材を送る場合でも、5分程度しか回線を確保していない事が多く、
なかなか出会うのがむづかしいです。
それに比べて、協会は2時間以上も現地の映像を垂れ流しにしていたり、
複数回の送りなおしや、更新などで、長時間使用していることが多いです。
回線使用料ってどれくらいなんだろう?
北海道だと、通常のテレビ放送で中継回線を使っているけど、
あれも噂によると、時間帯によっては1時間でうん十万だとか。
音声を1chから2chにするだけで膨大なお金がかかると言うんだから、
高いんだろうね。まあ個人の感覚ではないけど、普通に遠距離電話を一時間かける
だけでもかなりのお金になりますからねぇ。。。
素材回線で受信した画面のサンプルです。
ダイアルインを隠すため、一部加工をしてあります。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
裏送り素材のCM部分は、そのままCMが入っている場合と、↑のような場合と2通りあります。
|
[TOP] [BACK]
*引用画像について*
このページの使用されている画像は、各画像の下に明記してある放送局に著作権があります
周波数4170MHzもしくは4130MHzに載っていた映像を佐賀市にて受信いたしたものです。
この画像の転載や、他所での使用・悪用は固くお断りいたします。
Copyright© 1998-2003 Karakorum-K3 Milky way dream 冷凍こあら All
rights reserved.