ローカル線の旅  (甲信方面編)  決行日時  14年3月吉日

経由:名古屋→川崎→八王子→高崎→碓氷峠→野辺山→甲府→富士宮→名古屋
今回のイチオシ: 富士山(富士宮〜西富士宮) 八ヶ岳(野辺山駅周辺)

大学生になってはじめての人数旅行です。いつものメンバーが浪人していたり、
大学進学で地元を離れたりしているもんだから、ほとんど無計画状態でした。
しかも1人は病欠のドタキャンの中でのスタートです。

名古屋(23:41)→(東海道線・ムーンライトながら)→川崎(04:25)

ムーライトながらに乗った時は、いつも東京まで行くんですが、今回は川崎下車です。
乗り過ごさないかと心配だったんですが、メンバーが久しぶりに会ったこともあって、
大貧民とか、積もる話をしているうちに川崎についてしまいました。


川崎(04:32)→(京浜東北線)→東神奈川→(横浜線)→八王子→(八高線)→高崎

途中でメンバーの姓と同じ駅があったので、駅前で記念写真撮影をしたりしたんですが、
徹夜疲労でほとんど覚えていません(笑) 入間基地の近くを通ったようですね。

高崎(09:17)→(信越線)→横川→(碓氷峠・バス)→軽井沢(10:34)

長野新幹線が出来る前は、高崎から篠ノ井までは、信越本線として一本でしたが、
長野新幹線開業の時に「碓氷峠」の路線が廃止され、長野側部分は、3セクの
しなの鉄道になりました。碓氷峠は、国鉄全路線の中で一番勾配がきつい事が有名で、
以前は「特急あさま」なんかが走っていました。廃止の時には、最終列車の出発が
ニュースステーションで中継されるなどの話題にもなった峠です。


碓氷峠の横川駅は「峠の釜飯」で有名だったりします。
焼き物の釜は、かなり重く結構なボリュームがあるにゃー。


峠の釜飯

現在でも新幹線内で売られているようですが、車内販売員のことをかんがえて
車内販売用の軽い釜になっているようです。でもその釜のほうがコストがかかるようで、
車内販売のほうが値段がお高くなっています。

横川からはバスです。バスは「碓氷バイパス」を通るので、旧信越線の路線などは
見えませんでした。信越線は国道でも旧道の方を通っていたようです。廃線散策だけでなく
碓氷峠にはめがね橋やつり橋など、一日かけて散策できるほどの名所です。

軽井沢到着です。軽井沢からは「浅間山」がよく見えます。駅から5分ほど歩いたところが
公園になっていて、浅間山の眺めが最高です。他の観光客も多いですね。

軽井沢(10:52)→(しなの鉄道)→小諸(12:03)→(小海線)→小淵沢(14:18)

長野新幹線開業時に、並行在来線である「信越線」は「しなの鉄道」に3セク落ちしました。
にしても「しなの鉄道」の駅路線付近は、看板が真っ白でさびしい感じです。
JR時代は、これでもか!というぐらいに、ペンションなんかの看板が乱立していましたが
ほとんど看板のないじょうたいでした。

小海線はJR線のうち、一番標高の高い位置を走っていきます。野辺山は国鉄標高最高の駅
の標識が立っていました。八ヶ岳を望みながら列車は進んでいきます。
高原を進んでいく。。。という感じですね。白樺が立っているのも信州らしいです。

途中「清里」からは、かなりの人が乗ってきました。清里高原も以前は牧場という感じがして
いたんですが、最近は観光地化が進んでしまって、お土産店が軒を連ねていて、
牧場って感じがしませんね。ただ土産屋が並んでいるので、清里に行くといったい何を
しに来たのか分からなくなります。中部地区だけかもしれませんが、清里という地名だけが
ブランド化してるだけなのかもしれません。


小諸駅 (↑国鉄標高最高の駅の標識)   野辺山駅
小淵沢→(中央東線)→甲府(15:37)→(身延線)→富士(18:16)→(東海道線)→名古屋(21:53)

当初は、上諏訪で温泉でも入って、(上諏訪の駅構内の温泉、現在は足湯になっています)
小淵沢から中央線で名古屋まで帰る予定でしたが、「今日は八ヶ岳は見てるけど、富士山は
見てへんなぁ・・・」「じゃぁ、富士山みにいくか・・・」ということで、身延線経由になりました。

いやあ、軽く言ってますけど、かなり遠回りです。しかも前の日は寝れなかったので徹夜です。
中央線からでも富士山は見えますが、富士山に一番接している路線は身延線なので、
身延線にのると、富士山が一番大きくみれると思います。

甲府を出ると、富士川に沿って電車は進んでいきます。身延線はJR東海の管轄です。
甲府駅でJR東海の車両を見るのも、少し違和感がありますねぇ。

身延線は富士山の西側を進んでいきます。甲府からがと南進なので、富士山は向かって
左側に見えますが、山の陰になってあまり良く見えません。しかし地図を見てもらえば
分かるんですが、富士宮市内で一部北進する区間があるんです。その時に進行方向
向かって右側に「大きな富士山」を見ることが出来ます。山の裾と大地との付け根の所も
見ることが出来るので、ある意味神秘的です。このときは、日が落ちた後だったので、
よく見えず残念でした。大きな富士山を見たい人は「身延線」、富士山のある光景を楽しみ
たいひとは、「御殿場線」がオススメです。





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