朝08:00 ムジャンマシャマリー(北バスターミナル)行きのセルビス乗り場へ。 前に日本人の女の子2人組が並んでいて、キングフセインに向かうといっていた。 ムジャンマシャマーリーからヨルダン側の国境の街ラムサまでは、 セルビスで1時間、2JD(260円)。このセルビスの中にシリアに帰るというおじさんがおり、 シリア方面(ダラア)行きのセルビスを探してくれた。5JD(600円) このおじさんは英語はしゃべれないようであったが、色々気を使ってくれた。 この調子だと、ダラアにはお昼ぐらいにつけるので、 今日中にパルミラまでいけるかもと考えていた。 国境へ向かうヨルダン側の国境は、出国TAX 8JDを払い出国。 次はシリア側の入国になる。Gateをくぐるたびに「welcome」と言われる。 シリアの国旗と、アザド大統領の看板にお出迎えされる。 そして肝心のイミグレーションだが、「ビザをボーダーで取りたい」と言うと、 これを書けと言われ、入国カードを渡される。カードを書いて持っていくと、 「すわってまっていろ」と言われる。その後、イミグレオフィサーが事務所と窓口を行ったり来たりし、 偉そうな人と話をしたり、電話をかけたりしていた。 その後、職業や入国目的、シリア国内では働く予定の有無などを尋ねられる。 帰りの飛行機のE-ticketを見せ、ダマスカスから明後日に帰る旨を伝える。 またイミグレーフィサーは事務所に戻っていき、電話をかけているようだった。 |
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この後、イミグレオフィサーが窓口に戻ってきて、別の人と何やら相談しているようだったが、 その会話の節々に「Anman」と言う単語が出てくるようになり、どうも雲行きが怪しくなってくる。 どうも「ビザをボーダーで発給できない。」ようなのだ。 「アンマンのエンバシーかナショナルカントリーで取ってくれ」とのこと。 中国や韓国にはシリアは大使館を置いていないので、原則国境で発給しているようで、 日本人も歩き方には「流動的だが陸路は国境で取得可能」となっていて、 ペトラであった日本人とも、「たぶん大丈夫じゃないか」みたいな話をしていたので、 まさか取れないとは思ってもいませんでしたが、「この1週間ほど取れない日がある」とのこと。 ダマスカスOUTのフライトの予約がきちんとあるし、セルビスの運ちゃんやら、 同乗していたシリア人ががんばってくれたが、結局は発給されず 「Return to Anman」と冷たくあしらわれてしまった。 アンマンへ逆戻り。3JDでシリアナンバーでヨルダンに向かうセルビスに乗せてもらう。 イミグレから国境線までの間に2回の検問があるのだが、シリア側のオフィサーに 「バイバイ、また来てね!」といわれ、「違う。ビザが取れなかったんだ」 「なぜ?」と聞かれるので、 「ボーダーでアライバルビザは出さないんだって」と言うと、 「えっ、そんなことになってるのか」というやり取りを2回も繰り返した。 挙句の果てに、横を日本人のツアーバスが通過したときに、 事情を知らない別のオフィサーがちょっと貸してくれと私のパスポートを バスに向かって掲げて、バスの中から日本人が手を振ったりしている。 「をいをい、こっちは入国できなくて追い返されてるんだよww」 そして、ヨルダン側の入国では、出国の取り消し理由書を書いてもらうため、 別棟のオフィスへ行き、その後に出国側の窓口で取り消し処理をしてもらった。 (後日談) まさかこの時は、この後1年もたたないうちに「アラブの春」とやらで、 ダラアが最激戦地になるとは思いもしなかったです。 |
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結局アンマンに戻ってきた。ファラにいる間、マンスールに日本人が泊まっていると言う話だったので、 マンスールにチェックイン。個室1泊12JD(1440円)たくさん日本人が泊まっているようだった。 すると同じく、別ルートの国境(ジャヌーブ)でシリアビザの取得をしようとして 追い返された学生の女の子とスェーデン人が戻ってきていた。 なんでも、昨日と今日2回トライしてダメだったらしい。 しかも2時間放置の刑を食らったとか。(イスラエルじゃあるまいに) 2日前にも、日本人でダメだった人がいたとのことで、10月の中旬ぐらいから ちらほらと拒否が出てきているようで、10月下旬に通過できた人は通過できたようです。 まさか日本のパスポートが拒否られるとは。。。 噂レベルで、国境でアライバルビザが取れる確立は半々のようです。 国境や係官でも違うようで、レバノンやトルコ側からが一番取れやすいとか。 ちなみにアンマンのシリア大使館に行くと、ボーダーで取れと言われるので、 「ボーダーでアンマンの大使館に行けといわれた」というと、 「大使館のオフィサーが連絡を取り巻くって」 結局、アンマンの大使館で取れたという人もいた。 時間があれば、ベイルートへ飛んで再び国境越えすることも考えるが、 日曜には成田に戻れないと会社にいけなくなるので、日本に帰ることを考えることにした。 今日は木曜日の午後、アラブでは金曜日が休日で、月曜に仕事に行くには、 土曜にアンマンを出発しなくてはいけないので、いそいでエミレーツの事務所に行く。 色々と粘ってみたが、格安航空券なので、今すぐの予約変更は不可で、 シリア〜ドバイに搭乗しないと、ドバイ〜成田のフライトもキャンセルになるとのことで、 アンマン〜ドバイのチケット買いなおしだけではダメだとのことでした。 唯一の方法としては、あなたのチケットの発券元である東京のエージェントに エミレーツのアンマン事務所から予約変更の依頼のメールをだし、 その返事を持って検討するとのことだったが、成田は夜中で明日は休日なので、 答えが出せるのは土曜の朝になるとのこと。いやそれ出発日じゃん。 差額か手数料払うから、予約変更させてくれよ。 結局は750JDをカードで払い、新しいチケットを購入しました。 元のチケットが往復で11万ぐらいだから、そんなもんだよね。 まあ12月にボーナスが出るよ。きっと(涙) |
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アンマンのダウンタウンは、市場が活気がある感じだが、 年々物価が高くなってやになると言う話を聞いた。 街の中のDVD屋には知っているタイトルがちらほら。 でも、ビニールに紙と入ってるだけで、正規版であるようには見えない。 旧市街モスク前の生ジュース屋は3日連続でお世話になった。 子供が「コンニチワ」「ニホンジン」といってくるので、「ニーハオ」というと、 子供は「シーナ(中国)」といっていたが、それはブーッブーはずれ。 ホテル・マンスールは、別名「コーダホテル」と言われており、色々と長いストーリのあるホテルなのですが、 説明するスペースがないので、詳しくはぐぐってください。以前はサーメルさんと言う方が、 旅人の世話をしていたのですが、どうやら今は金沢で新婚生活をしているようなので、 今は同じくパレスチナ人の「ルアイさん」という方が、宿の管理人をしています。 このルアイさん、日本人びいきが激しく、面白い人で色々お世話してくれ素敵過ぎた。 このルアイさんのおかげで、ちょっとこの旅行の楽しさが変わったかも。 他にも、1ヶ月以上歩き回ってるパッカーさんやら、シリアから遊びに来てる留学生の子とか、 NPOしてる人とか、会社辞めました見たいな人が沢山いて、 シリアに行けなくて、なんか落ち込んでいたが、割と元気になった。 話を聞いていると、オマーン、イエメン、イスラエルには1回は行きたいなぁと思う。 |
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1日時間ができたので、JERASHへ行くことにする。 滞在も3日目になると、ムジャンマシャマーリ行きのセルビス乗り場も覚えた。 どうも0.35JDの区間を3JDと行ってくるが、あくまで0.35の車を探して乗る。 アンマン〜ジェラシュは0.75JD、入場料は8JD(960円)だった。 バスを探すのも、セルビスに乗るのも慣れてきた。毎度、慣れたころにさようならなんだけどね。。。 ペトラよりも、こっちのほうがぜんぜんに面白い。円形劇場もある。 翌日の帰国日、ダウンタウンからムジャンマシャマーリ行きのセルビスに乗ろうとしたら、 また3JDと言われた。朝の時間帯は、行列ができているので、黙って乗ってしまえば0.35JDなのだが、 この時間は客待ちのセルビスしかおらず、停まっていた3台とも3JDだと言う。 価格交渉する文化なのはいいけど、いちいちめんどくさいから、明瞭会計で価格を明示してくれ。 |
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ドバイ国際空港の免税店には、日本のアニメのDVDが沢山置いてあった。 ドバイ国際空港は、エミレーツでのトランジットだと無料で食事が取れるようになっているし、 シャワーもあるので、快適に過ごせる。 02:50発の EK318でドバイから成田へ。1800成田着。 スカイアクセス線を初体験。無料特急で青砥まで50分とか素敵すぎ。 羽田行くより、数分成田に行くほうが短くなったかもしれない。 なんやかんや色々あったけど、楽しかったです。 悔しいので、いつかはシリアの地に足を踏み入れたいなぁ。。。 |