不景気のあおりで、連休明け火曜水曜の有給申請をしたところ、 別にいいよとのことだったので、皆既日食を見に行くことにする。 実を言うと皆既日食は、理科で『日食』という分野を習った小学校5年生ぐらいから、 楽しみにしていたイベントなのであったが、日本国内ではトカラ列島とか、 ぱっと何処だか分からないような場所でしか見れないとのことであった。 20万以上、出してトカラ列島という選択肢は、まず除外。 種子島便が取れたら種子島かな?と思っていましたが、取れる訳もなく、 指宿あたりで観察しようか悩んでいたところ、なんと上海でも見れるというではないか。 しかも上海なら、鹿児島の往復航空券よりも安い値段で行けるのである。 7月からはじまるPA worksの二作目で、しかもTYPE-MOON原作!のアニメの舞台が 上海であるという話だったので、あっさり上海行きは決定。 しかも真綾と沢城が殺し合う話!?・・・という、なんともすんなりハマりそうなストーリーなので、 最悪、日食が見れなくても、舞台訪問目的の旅行で十分かなぁと。 |
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9:00ごろ家を出発。押上・青砥経由→京成特急で成田へ。 墨田区民のために、スカイライナーの青砥停車を強く希望〜。 スカイライナーが青砥か高砂に止まれば、成田まで1時間かからずに行けるんだけどねぇ。 成田新線開業に合わせて、スカイライナーを青砥に止めてはもらえんかね・・・。 12:50 定刻発のKE702で、ソウル仁川へ。せっかく(好き好んで乗りたくはない)KEに乗るのだから、 ソウルで途中降機して飯でも食って、ホテルのCATVでアニメでも見るか。 ということで、ソウル上海間の便の予約は、わざと次の日の便にしていた。 24時間以内の滞在であれば、乗り継ぎ扱いで追加料金なしでOKなのだ。 |
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15:10仁川空港到着。豚インフルのおかげで、降機した直後に検疫があり、 後部座席の人は、指示があるまで待機していてくれといわれる。 全員が問診表を書かなくてはならず、サーモカメラによる発熱検査なんかもあった。 AIR TRAINの16:15発、仁川発金浦空港行きに乗車。このAIR TRAINは、 高速道路と並行して走っているけど、おそらく高速の車が120km/h以上で、電車は100km/h。 車の勝ちなので、車にどんどん抜かれていきます。「この駅は○○です。」とか、 「仁川地下鉄は、お乗り換えて下さい」という日本語のアナウンスもある。 金浦空港からは地下鉄5号線でソウル市内へ。ソウルの地下鉄の料金表は、 釜山と違って漢字表記がないので、少し分かりにくい。 ハングル・ローマ字・漢字と書いてあったら、真っ先に目が行くのは漢字であり、 かつ現地読みではなく「日本語読み」をしてしまうので、 アルファベットのルビを見ても、何所がどこだか分からなくなってしまう。 |
ソウルでは、花澤香菜みたいな髪型が流行っているようである。 「花澤香菜みたいな髪型」としか表現できない俺のボキャブラリーもどうにかしているが、 たぶん花澤香菜みたいな顔の形の人が多いせいだろう。 なんせ花澤香菜がたくさん歩いてると思えるぐらいの勢いだったので。 結論を言うと「真綾のような髪型」などという表現では、何かしっくりこないと言うことである。 インターナショナルATMサービスであるPLUS対応である某銀行のATMは、 何故か残高照会はできるものの、引き出しができなかった。他にもPLUSのATMを探したけど見つからず。 以前に釜山に行ったときは、そんなに探さなくても見つかったんだけどなぁ。 日本国内で言うと、ゆうちょやセブン銀などが対応しているので、数が多いイメージはあります。 こういう場合、インターナショナルのATMサービスとしては、クレジットカード系のほうが PLUSより利用できる箇所が多いんだけど、クレカでの現金引き出しは、 金利の高いキャッシング扱い(借金)になるので、利用したくないのが本音。 クレカ機能をデビット感覚で利用できる「イーバンク」を使うのが利口なのかもしれないけど、 年に1〜2回の使用頻度で、わざわざ口座をつくるのか?というところである。 成田空港内の銀行・・・1098KRW/100JPNで論外、仁川空港ターミナルは1280/100JPNでした。 明洞の街の両替屋さんは・・1320/100JPNで、1000円札から快く両替してくれた。 前にフェリーで釜山に行った時は、福岡のターミナルの韓国系銀行が一番レートが良かったです。 ミネラルウォータは700KRW。緑茶とかも売っていたが、無糖かが怪しいので購入せず。 東南アジアもそうだけど、お茶系飲料は、緑茶も紅茶と同じ「Tea」という扱いで、 砂糖が入っていることが多い。日本でも無糖の紅茶飲料なんて珍しいからね。。。 普段は完全にお茶派なので、旅行には粉茶を持ってくことが多い。 |
ホテルにチェックイン。写真がホテル内部。1泊2000円程度。 CHRMP-TVという、テレビ局でデジキャラットを放送している。韓国語の吹き替えで、 韓国語は全く分かんないんだけど、よく聞くと韓国語でも語尾が「にょ」とか「にゅ」とかに なっているようである。「語尾にょ」は、韓国語でも違和感なく聞こえるんでしょうかね・・・。 ちなみに主題歌は「only one,No.1」が日本語のまま流れていました。 なんか韓国で放送される日本のアニメって、劇中の日本語の表記をわざわざモザイクかけたり、 ハングルに書き換えたりするし、主題歌も「斜め2ミリ」のように、韓国語で歌い直したり、 別曲にすべて差し替えてるイメージがあるけど、数年前より多少は緩くなったんでしょうかね? 他にもアイシールド・ドラえもん(大山Ver)・クレヨンしんちゃん・プリキュア5なんかを見かけました。 日本の音楽(J-POP)の紹介番組っぽいものもやってたけど、なんかマイナーアーティストしか出ていなくて、 分かったのは、℃−ute・清春・上戸彩ぐらいだった。久々にテレビでなっちを見たなぁ(´Д`;) |
ホテルにチェックインした時、荷物を置いてすぐに街に出ようと思っていたのに、 オーナーがキムチラーメンを作ってくれて、それをご馳走になったため、あまりお腹が減らない。 韓国には「夕飯を食いに来た」筈だったのだが、屋台で海苔巻きをつまんだ程度で終了。 南大門でも見に行こうかと思うも、そういえば放火で今はないんだっけ。 ほんとにラーメン食って、NEW TYPE(韓国版)を読みに来ただけって感じ。 せっかくCANAANの舞台探訪なので、実弾射撃をしていくことにする。 トリビアの泉の銃vs日本刀の収録はココで行われたらしい。 きちんとカナンが使っている銃・・・「Px4」がある事がすごい。「Px4」を10m、 そして数ヶ月前に読んだアサウラの小説に出てきていた「Two」を15mで挑戦。 写真は10mの結果。静止物の10mなら、狙えばこのぐらいは当たるっぽいです。 ダブルタップ2回目の挑戦!・・・やっぱ2発目のあたりが悪いにょ。 10発4000KRW・・・1発320円だから、やっぱ高いし、時間としてはあっという間に終了。 アニメやラノベのキャラが使っているっていうチョイスがアレな感じですが、、 |
明洞から東大門市場なんかを廻っていると、夜9時を過ぎたのでホテルへ移動。 出口の英訳はEXITではなく、「Way out」で統一されている。乗り換えはchangeではなく「TRANCEFER」。 こういう日本との違いを楽しむのも旅行の醍醐味。地下鉄の車内は広い。日本よりゲージが広いんだろう。 韓国では地下鉄車内での携帯電話の通話は、マナー違反ではないようだ。 駅間のトンネル部分も途切れることなく、通話が可能なようである。またエスカレータや地下鉄車内などで、 携帯のロッドアンテンを立てっぱなしにして、ワンセグっぽいものを見ている人が多い。 政府主導で、SKテレコムとかがソウルの地下鉄全線で、AIRを出しているらしい。なかなか歩きながらまで、 ワンセグ見る人は出ないんじゃないか?というのが、日本国内での関係者見解なんですが、 日本国内でも電波さえきちんと確保できていれば、歩いて見る人も出てくるのかも。 日本でも地下鉄全線で、ワンセグ見れる日が来ないものかね? 地下鉄は金浦空港から乗るときにだけ、唯一「紙」の切符が買えたんだんだけど、 そのほかの駅では、カード式の切符しか販売しておらず、運賃1200KRW(100円)に加えて、 毎回500KRW(40円)のデポジットを取られていた。 Nativeの方たちは、みんなPASMOみたいなの使ってるので、 デポジットの返却の仕組みがよくわからず、500KRWだしまあいっかと思ってたんだけど、 よく見たら切符券売機の一番端に、デポジット返却機が置いてあった。 こういった街のシステムに慣れるのに、やっぱ半日ぐらいかかるので、 慣れた頃には滞在期間が終了というのは、残念な感じである。またもう少しゆっくり来たい。 |