ソウル・上海訪問  (到着〜市内観光編)  日時  2009年7月吉日





11:30 のソウル仁川発のKE897で上海へ。時差がここで+1になります。
3時間もかからずに、上海の浦東国際空港に着陸。ここでも韓国同様に
検疫に若干の時間がかかったものの、イミグレでは何も聞かれず入国。

市内への交通は、来る前から楽しみにしていた、「リニアモーターカー」です。
往復乗車券は80RMB(1200円)で、約30kmをたった7分30秒で走っていると言う。


    


「MAGREV」なんて単語は知らないお。漢字読めてよかったお。
というか、市内へのバスの英訳が「CITY EXPRESS」とかになっていて、
はじめそっちに歩いていっていました。もし漢字が読めなかったら、
リニアモーターカー探して、完全に迷っていたと思います。

にしても、430km/hには恐れ入った。本当にあっという間でした。
名古屋のリニモとは訳が違うな。これなら東京名古屋40分と言われて納得する。
車窓から見えるスラム街が、白壁で巧みに隠されていたり。


 


 

  


簡単なレートの計算は、計算尺が非常に便利。
わざわざ計算尺を旅行にもって行く人は稀な気もしますが、
電卓と違って、片手でポケットから取り出し、片手で計算できるので、なぜかいつも持って行きます。

浦東空港の到着ロビーの銀行のレートを見てみると、6.8/100JPY(手数料50RMB)と出ていた。
14.7YEN/RMBのようであるが、手数料高すぎ。ATMで交通費だけ降ろすことにする。

国際線ターミナルにある、PLUSの使える中国銀行のATMが何故か工事中で使えなくなっていた。
ダメもとで国内線ターミナルに行ってみると、別銀行のATMがPLUS対応だったので、
無事に200RMBをお引き出し。滞在費用はリニアモーターカーの終点駅
龍陽路にある中国銀行で両替。 (噂どおり1時間ぐらい待たされたけど。)


成田・・・15.8(論外) 1万円→633RBM
浦東・・・14.7 +手数料50RMB(720円相当) 1万円→630RBM
PLUS・・・13.8(VISAレート)×4%(新生銀手数料)=14.37
中国銀行・・・14.22
  1万円→703RMB

たぶんクレカで買い物するのが、一番レートがいい。
こう比較してしまうと、新生銀のPLUSでも全然問題ない気がする。
所詮3日の滞在なので、1万円ちょと両替すれば十分なのである。


    


Q.正しい信号の意味は?

青「安全な場合、進行可」
黄「進行不可。ただし停止すると危険な場合を除く。」
赤「進行不可」

青「何があっても進め」
黄「個本的に進め」
赤「左右を確認し気をつけて進め」


こちらでは信号が赤から青に変わる時、オートレースのスタートの時のように、
2秒ほど黄色信号と赤信号が両方とも点灯するのだ!
この黄色と赤が同時点灯した瞬間、信号待ちのトラックはアクセルを全開にして、
信号が青になるや否や猛進を始めるのである。

日本人間隔で、危ないと感じることは、何回も起こります。かといって、道路の横断時
車はなかなか途切れることはありませんし、工事で途中から歩道がなくなってしまったりとか、
信号のない交差点とかで、道路を横断する必要性はあるわけで、こればっかりは慣れですね。
まあアジアで歩行者横断時に車が止まってくれるのは日本ぐらいのものです。

前にベトナムに旅行したときに身につけた
「止まるな走るな ゆっくり歩け」の極意は、かなり役立ちました。
たとえ車が突っ込んで来ても、横断中に立ち止まる行為は大変に危険です。


    


地下鉄は3〜5RMB(40〜70円)なので、かなり頻繁に使用しました。
漢字が普通に読めるので、迷うことはありません。ただ車内アナウンスは、中国語と英語のみ。
まあ英語にしても、地名は聞き取れないので、降りる駅は電光掲示板で確かめます。

地下鉄はどの駅で乗り換えても、線間距離が長いです。
日本でいうと永田町から見附の乗換えがかなり甘く見えます。まだ路線が少なく、
皆一様に乗り換えるため、その人の帯が、なんかコミケの東西通路の状態ように見える。
通路の広さは、新宿ホーム下の東西通路より広いのに、混雑具合は変わらない感じ。

しかも、ここのNativeの人は、横は入りとかが大好きなようで、油断してると入ってくる。
特に30超えたおっさんとかがひどい。切符売り場もそも当然のように割り込んでくる。
こっちは並んでんだ。それとも文句を言われるのが好きな民族なのか?
まあ「猫のウンコ踏めバーロー」って日本語でまくし立ててる俺も俺だが。


    


とにかく暑い。デフォで最高気温が38℃とかです。
ここは多治見か熊谷か?数分歩いただけで、のぼせた感じになってきます。
まるで蒸し風呂ですね。週間天気予報を見ましたが、
こちらは毎日37〜38℃という世界のようです。


地下鉄や商店の冷房(25℃)と外気温(35℃以上)とで、軽く10℃以上の温度差があるので、
そのギャップもきつい。地下鉄の冷房は、もう少し軽めにしてもいい気がする。
ただホームは涼しいので、歩き疲れた時に、ホームのベンチが少し休憩するのにもってこいです。

韓国国内だと、エコ意識っぽいものが少しは感じられましたが、上海にはそういうものはない感じで、
ホテルの冷房もつけっぱなし。この辺はアメリカっぽいですね。

19時を過ぎるとようやく気温が下がりますが、それでも暑い。
なんか街角に温度計が出ていますが、これは誰の体温なんですかね?
しかも時間は20時くらいです。 ねーよwwww



   
 
   


日本でもローソンが好きな俺は、不思議とローソンに吸い込まれます。
おでんが売っていたりと、日本と品揃えはほとんど同じですが、
台湾に比べ菓子パンはあんまりおいしくないです。
見た事あるような感じの物がたくさん・・・。おにぎりも40円ぐらい

水2RMB(28円)、烏龍茶3.3RMB(46円)、ポカリ500ml 4.6RMB(64円)、
緑茶、烏龍茶共に、ほとんどの商品に砂糖が入っていますが、
「无糖」と書いてあるお茶には砂糖が入っていません。


   
 

国内の吉野家にはあまり行きませんが、海外の吉野家はかなり好き。
この温野菜とテリヤキ丼は、B級グルメの王道ではなかろうか。しかも13元(180円)
日本法人は、ナゼこれを日本で発売しないのか甚だ疑問である。
ちなみに茶碗蒸しまでついてくるのだ!


 

小腹が空いたので、鶏がらのラーメン。150円ぐらい。結構うまい。
セブンアップも5RMBとかなので、かなり安上がり。

なんか上海市内の料理店には、上記のようなステッカーが貼ってる店が多いのだが、
残念な顔をしているものを結構見かける。これでも上海の衛生状況は
かなり良いほうとの事で、地方に行くとかなりひどいらしい。

ホテルは2000円ぐらいの部屋です。レセプションの人が、
全く英語の分からない人で、朝食込と書いてあるのに、
何故か朝食代10元を請求しようと必死なので、breakfast includeの意味を
理解させるのに一苦労でした。


     


地下鉄に置いてある自販機がかなり危険。一見は普通の自販機で大丈夫そうなんだけど、
10回に1回ぐらいはお金を食われてしまうのである。Nativeの人が普通に5RMB札をいれて、
ジュースを買ってお釣りを受取っていたので、大丈夫そうかなと思い、4RMB(56円)のジュースを買おうと、
1元硬貨4枚を投入して無反応なので、返却レバーをガチャガチャしたところ、暫くして1元だけ戻ってきた。
待ってた地下鉄も来たし、日本円に換算すると42円なので、あきらめることにした。

その後の滞在中、地下鉄の待ち時間などにいろんな所で観察していたのだが、
すべて違う駅のこのオレンジの自販機で、お金を飲まれている人を2回もみた。
まだ中国国内で、自販機というものは珍しいようですね。ちなみにこのオレンジ色のほかに、
コカコーラの自販機もありましたが、こちらは割りと優秀なようです。


どうやら、道を譲るという概念があまりないようで、あれは「ぶつかる」だろと思ったのもつかの間
案の定バイクと荷物いっぱいの自転車がぶつかって、ケンカがはじまって、
その後ろの車がつまってしまう・・・。という一連の流れは、日常光景のようだ。

道行く人の歩きタバコは当たり前、地下鉄も降客の後に乗車・・・

そんな文化はない。「文明乗車!先下後乗」とかいう文字が書いてはあるものの、
誰一人として実践していないので、降りるのも一苦労である。

エスカレーターのところにも「左を空けろ」というステッカーが貼ってあった。




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