ソウル・上海訪問  (皆既日食〜帰国編)  日時  2009年7月吉日




いちおう今回の旅行のメインは、皆既日食の観測だったはずなんですが、
皆既日食が見れる部分の帯が、そのまんま雨マークという中国クオリティー。
皆既帯の南側である重慶などはかろうじて晴れるようです。残念ながら上海は雨。
中国のテレビも盛り上がってまして、各局が日食の特集をやっているようです。


    

中国のテレビは、つまらないとよく言いますが、反日系のドラマが多すぎです。
どの時間も、どこらかのチャンネルで反日映画とか歴史系をやっています。
上海に2泊しかしていませんが、日本兵をいたぶって殺すシーンとか、何回も見ました。

開放的な都会である「上海」に滞在している間はあまり感じませんが、
実際、中国人の嫌日感っていうのは、韓国人のそれとは比較にならないほどです。
海外旅行先などで、中国人に会うとそれは異常なほどだったりします。
反面、学生の時に中国から来ていた留学生曰く、「私の地方では
日本を好きな人が多いが、日本人は中国が嫌いな人が多い」とか
言ってたのを思い出しました。地方によってかなり変わるんでしょうね。
   
そういう意味では、韓国人で露骨に嫌日の人には会ったことがないですね。
むしろ日本人の2ちゃんねらーほうが韓国を嫌いな人が多い気がします。


    


街頭スクリーンもCCTVが流れていまして、皆既日食中継をやってます。
実際の太陽は見れないので、スクリーンで杭州方面の日食を見ながら、
上海での皆既日食の開始時間を待ちます。

旅行の前は、どこで皆既日食を見ようかとか、色々考えていましたが、
天気が雨と分かったので、もう何も考えず人民広場で見ることにしました。
上海の皆既日食の時間は9時36分35秒〜41分49秒までの5分強です。

そして9時半をすぎると・・・


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なんか2分ぐらいの間に、みるみると暗くなっていってしまいました。
もっと徐々に暗くなっていくもんだと思っていましたが、
照明を落とすかのようにサーッと街中が夜になっていきました。

予想以上に暗くなったのにもびっくり。ネオンは全く点いていませんし、
街灯も一部しか点いていないので、普段の夜より暗いと思います。

デジカメでの撮影なので、多少明るさが調整されているかもしれませんが、
雰囲気だけでも伝わればなぁと思います。


   
 
   

上海のオフィスビルも、暗闇に。この写真を見て、誰も朝9時半だとは思わないでしょう。
本来なら仕事中の時間でしょうが、みんな窓のところに集まって街を眺めているのが見えまして、
頻繁にビルの窓から、カメラのストロボの光が焚かれています。


   
 
   

幻想的な時間は長くは続かず、もとの風景に戻っていきます。
これでも95%以上、太陽が欠けている状態なので、普段よりは暗いはずですが、
あまり暗いとは感じません。太陽の光って予想以上に強いものですね。


 

CCTVのSGN車(ニュースカー)がいました。そして取材される外国人。
そしてそれを興味深く取り囲む野次馬の人々。

日本円にして2000円ほど中国元があまっているので、ユニクロで下着なんぞを買い込む。
外国通貨は余らせても仕方がないので、いつも余ったら衣料品や食品にしてしまいます。

明日は出勤日なので、今日中に日本に帰国です。13:35の飛行機なので、
11時前には上海市内から、浦東空港に向かいます。再びリニアモーターカーに。


             

KE 韓国/仁川行きはゲート変更。意外とゲート変更は多いですね。
もちろんアナウンスは日本語ではないので、意外と見落とします。
ゲートに行ってみて、全く別の遠いゲートへ回されることも。

仁川空港はインターネットができたり、シャワーができたりと、かなり快適。
仁川で飛行機を乗り継ぐ時は、ぜひともタオルと石鹸は持っていこう。

仁川空港で成田行に乗り継ぎ、日本時間20:45に成田に到着。
見慣れた京成線に乗り込み、無事帰宅です。


機会があれば、また世界のどこかで・・・そして26年後の日本で、
ぜひ本当の皆既日食を見たいものです。




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